扇澤研究室
研究室の紹介
教員紹介
教授:扇澤敏明 | |
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居室:南8号館609号室(ポストS8-33) 内線:2423 メール:ougizawa(at)cms. 担当講義:有機材料科学設計特論(大学院)/有機材料物理化学第二・有機材料物性第一(以上有機材料工学科) 専門分野:高分子多成分系材料、高分子構造と基礎物性 所属学会:高分子学会、プラスチック成形加工学会、日本接着学会、日本ゴム協会、繊維学会、アメリカ物理学会 |
メンバー
学生 D:3名 M2:3名 M1:2名 B4:1名
(高分子材料に興味のある大学院生(修士・博士)を募集中です)
研究室のホームページ
研究の概要
高分子混合系材料(ポリマーブレンド・アロイ)分野のパイオニアとして、基礎である熱力学から実用材料への展開まで幅広い研究を行っています。ポリマーアロイにおけるナノからミクロンレベルさらにはマクロな構造の制御を行うことにより材料の高性能化・高機能化を目指し、単独の材料だけでは満たすことが難しい性質を、複数の材料の混合により達成させる手法の確立を図っています。構造材料だけでなく、ブレンドによる複屈折の制御など光学用途への展開も図っています。また、高分子の熱膨張挙動および陽電子消滅法による自由体積挙動の詳細な検討などから、低熱膨張材料、ガスバリア材料への応用など、多岐にわたる研究を行っています。関心のある方は、ぜひ一度、見学にきてください。
研究テーマの例:
- ポリマーアロイ・ブレンドの高性能化・高機能化(相溶性、構造・物性制御)
- 高分子系複合材料の高性能化・高機能化(構造・物性制御、界面制御)
- 高分子の表面・界面・薄膜の構造解析
- 高分子および混合系の光学特性制御による高性能フィルム(液晶ディスプレイの表示フィルム・視野角拡大フィルム等)の開発
- 高分子構造解析(結晶・非晶構造、ゴム)
- 高分子基礎物性(熱膨張挙動、自由体積、力学特性、ガスバリアフィルムの開発)
- 計算機化学を用いた高分子の構造物性解析
研究室教員よりメッセージ
私たちは「応用できない基礎はない」を合い言葉にポリマーブレンド・アロイをコアスキルとした高分子構造・物性に関する研究を行っています。材料の不思議に魅力を感じる人、とにかく材料の研究をしたい人、バイタリティがある人など、そんな人材を募集しています。どのような研究分野をやっている方でもかまいません。一緒に日々、研究に打ち込みましょう!